昭和の初めに出版された『門前町史雑記』をご存知でしょうか?

 門前町生まれで本人も日本画家だった神戸凌雪が編集した昔の門前町地域の芸術歴史や名所を紹介した文書です。本人が画家だったこともあって絵画や彫刻などの芸術については特に詳しく紹介されています。

 今回の西別院で開催される北斎の「大ダルマ絵制作」についても詳細に記述し、昔から絵画芸術が盛んな地域であったことが紹介されています。

 また、門前町八丁目に住み「崇覚寺に葬る」と記述されている愛知の洋画壇の草分けで、「門人頗る多く前後百餘人に及ぶ」とされている鈴木不知をはじめ日本画、洋画界で名を成した多くの作家が居住したことが記されています。

 今回は昨年開催した「南寺町の作家展―江戸~昭和」をベースに『門前町史雑記』に紹介されている作家の展示ほか、西別院の僧侶=山川法挙高橋清泉など門前町ゆかりの画家の作品展示も行います。

 

開催日時:11月28日(火)~12月4日(月)10時~18時
     入場料無料
  協力:名古屋画廊

鈴木不知「古見海岸」