江戸時代から大須門前町は賑わいの街であると同時に絵画・彫刻作家が居住し制作をしていました。大正から昭和初期にかけて門前町で活動し、自らも日本画家であった神戸凌雪はこの街の名所・旧跡や人物の紹介を「門前町雑記」として神戸竹吉とともにまとめ昭和6年に発行しました。

 昨年開催した「南寺町の作家展」のうち、今回は「門前町」関係作家だけをとりあげて展示します。
折しも今年は葛飾北斎が注目され全国各地で「北斎展」が開催されています。この「門前町雑記」の中でも北斎に関する記述が相当の分量を占めています。
 このことは本展示が行われる直前に「メ〜テレコレクション『北斎展』」(11月19日~26日開催)でも取り上げられていますので、私達の展示は「北斎展」に続き「北斎以外の作家」とりわけ門前町に居住し崇覚寺に葬られたとする愛知洋画壇の先導者だった鈴木不知をはじめとする洋画家及び葛飾北斎以来の日本画家を紹介します。

なお、洋画家については名古屋画廊の中山社長の著書『愛知洋画壇物語 Ⅰ、Ⅱ』を参考にさせて頂きました。

 

開催日時:11月28日(火)~12月4日(月)10時~18時

紹介作家:【洋画】鈴木不知ほか
     【日本画】渡邊淸、大石真虎、小島老鐡、鬼頭道恭、神戸凌雪
          関連して西別院の僧侶だった山川法挙
          鬼頭道恭の弟子だった高橋清泉など